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「社員」というものへのトラウマ

短期派遣の仕事が9月いっぱいで終わった。

ものすごく忙しくて、日記を更新する体力が日々なかったのでこんなに間が空いてしまった。

今回の仕事の内容に関してはまた今度書くことにして、今日は何故私は派遣なのか、考えてみた。

きっかけは今回の派遣先の社員さんに

「コ☆ちゃん、どこかで社員になればいいのに。きっとどこでもやって行けるよ♪」

と言われた事。

別に派遣にこだわっている訳ではない、つもり。

実際、たまに正社員の求人を見たりもするが、「いいな~」と思っても応募しようと行動に移すことはほぼ無いに等しい。

考えた末に出した結論は、きっとずっと前から自分で気づいていたけれど、なんだかんだと違う言い訳を見つけては、見ないふりをしてきた事実。

私は怖いのだ。「社員になる」ということが。

結婚をし、年齢を重ねるほどに。

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私が社員で働いたのは新卒の時、だけ。

その後は直雇用の社会保険付きのアルバイトと派遣社員で働いてきた。

新卒で働いたその会社は大阪にある年商7、8億くらいのフィットネスウェアメーカー。

その後もフィットネスクラブなんかでは着ている人をよく見かけた。

ブランド自体の支持者は結構いるようで最近では自社の名前が付いたCUPを開催したり、順調に経営している、のだろう。たぶん。。。

待遇に関してはもちろん最悪で、残業代なんて出たはずもない。

かと言って、1日平均11~12時間働いているのに元の給料は雀の涙ほどしかない。

(タイムカードをしっかり付けていれば監査が入ったとき有利になる、と同期と話していたらタイムカード制度は廃止になり、かわりに「出勤簿」というものが出来て一人一人の勤務時間がわからなくなった。)

有休を取る人なんて見たことがないのに、退職時有給消化しようとした人には社内から非難ごうごう。

始業は10時なのに朝礼は9時20分から。その前に女子は全員の机拭きがあって9時出社。

会社名義でベンツを買い、重役が私物化。

そのくせ社員が使う備品に関してはおそろしくケチで、電卓やペンなどもすべて自分で揃え、(今ではさすがにないと思うが)私が入社する年には、会社で使うノートパソコンも一人一台自分で買え、と言われた。

採用試験の応募要項に「借り上げ社宅有り」と書いていたのに蓋をあけたらレオパレスだったり(もちろん契約金その他、会社負担一切なし)、採用試験で受験者が言ったことメモを、「お前は③年は辞めないって言ったから雇ってやったのに」、とか「お前は入社試験で言ってたことと違う」とかネチコチネチコチいちいち入社後も掘り返す。

しかしこんなのは、ハッキリ言ってまだ序ノ口。

私の中でキツかったのは、いわゆる「上」、一部の重役の人に対する扱いだ。

未だにあんなに器の小さい人間には出会っていないかもしれない。

その重役は、自分の想定外に退職したいと申し出た人たちを「裏切り者」のように扱った。

簡単に言うと「いじめ」だった。

ある人は、辞めると言った次の日から部署内の社員から無視され、「ごめんね、あの人からの指示だから・・・」とこっそり先輩から事情を説明されたそう。(私はその時社外業務で居なかった)

期待が大きかったらしい営業の先輩は、辞めるというなり罵声を浴びせられ、次の日出勤したらデスクは薄暗い倉庫に遷されており、退社までの一か月一人倉庫の隅で仕事をしていた。

なかでも一番強烈に記憶に残ったのは、「オメデタで辞める先輩」だった。

社内恋愛でいわゆる「できちゃった婚」。でも本来ならおめでたい話のはず。

しかし、その会社は違った。

「仕事も出来ないうちから給料払ってて、やっとこれから戦力になるって時に子供ができたから辞める!?ふざけるな!!」

という罵声から始まり。おめでとう、なんて言葉は誰からも聞かれなかった。

しかも相手は社内の方。こちらにも非難ごうごう。

女性社員がオメデタで退職するのはどこの会社にも起こりうること。それが嫌なら女性を採用しなければいい。

結局その人は多分すぐに辞めたかっただろうに、営業を外され、販売員に。

「お前が妊娠したことでものすごく会社に迷惑がかかるんだから、法律で許されるギリギリまで働け」と言われていた。

立ち仕事。しかもその店の販売員は彼女一人。しかも立地は何か起こってもすぐに駆けつけれないような交通の便が悪い場所。妊婦に一人で立ち仕事ってだけでもありえない、と思った。

その会社では年末にその年不祥事を起こした人がみんなの前でお詫びをするのが恒例らしく(このシステムにも大いに疑問を感じる)、そのダンナ様はその年「社内恋愛の末結婚することになり、妻が妊娠して仕事を辞めること」を謝罪していた。

それをみて満足げにしてた重役の顔が頭をよぎる。

・・・などなど、こんなのはごく一部で話しだしたらキリがないのだが、、、

ここまで来ればなんとなく社員に嫌気がさすのはわかってもらえると思うが、最後の一撃は、

「このご時世に、社員で雇ってもらえるだけでありがたいと思え。」という態度。それを匂わせる言動だ。

・・・今なら「パワハラ」を適用できるだろうか?と今ふと思ったりもしたが、

つまり私の中で社員で働く=、、、なのだ。

今いろんな会社を見て、ハッキリ言ってあの会社が異常だったって事はわかっている。

最初にとんでもない貧乏くじを引いたこともわかっている。頭ではわかっている。

誰に話しても「その会社異常だよ」と言われる。

けど、、、怖い。またそんな会社だったら。。。

それに、すぐに妊娠したらどうしよう、、とか考えてしまう。

結婚も4年目だし、子供が出来てもおかしくない。私にとっては喜ばしい。

・・・けど、思いだされるのはその会社での先輩が受けた扱い。

まともな会社で社員になれば産休もあって、長く働けるって事もわかっている。

働くのは嫌いじゃないからできれば子供が出来ても仕事はしていきたい。

でも社員になるのは怖い。。。。

ずっと見ない振りしてきた私のトラウマ。

その末にたどり着いた派遣、という立場。

払しょくされる日は来るのか、来ないのか。。。

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余談だけれど、その会社は夫婦でやっていて奥さん(社長)が始めた会社にダンナが後から乗っかって重役になったらしい。

なので社長はまだ感覚がマトモな時もあった。

その反面で、器の小さい人間(ダンナの方)が本来の身の丈にそぐわない地位と金を手にするとロクなもんにならない、という事もそこで学んだ。

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